FindLookAtRotation を使えばターゲットへの角度を取得出来るので、それを利用して常にプレイヤーの方向を向くビルボード処理を実装します。
BillBoardComponentとしてコンポーネント化しておいて、実装して好きな時に着け外し出来る様にしています。まず、Actor型のTargetActor変数を追加して、そこにプレイヤーのアクターをセットしています。その後SetActorRotation してRotationを決定します。Rotationの値は「Find Look At Rotation」を使ってターゲットへのRotationを求めています。これでLookAt的な事が出来ます。毎フレーム実行することで常にプレイヤーの方向を向き続けるビルボードアクターが実装できます。
// // 毎フレーム更新されます。 // void UBillboardActorComponent::TickComponent( float DeltaTime, ELevelTick TickType, FActorComponentTickFunction* ThisTickFunction ) { Super::TickComponent( DeltaTime, TickType, ThisTickFunction ); // プレイヤー(ターゲットのアクター)取得 AActor* targetActor = UGameplayStatics::GetPlayerPawn(GetWorld(), 0); // 親アクター取得 AActor* ownerActor = Super::GetOwner(); // 親アクターの向き決定 // FindLookAtRotationにアクセス出来ないので、同様の処理を実装します。 FVector Forward = (targetActor->GetActorLocation() - ownerActor->GetActorLocation()); FRotator newRot = FRotationMatrix::MakeFromX(Forward).Rotator(); // Rotation設定 ownerActor->SetActorRotation(newRot); }
C++版では「FindLookAtRotation」が使えずリンクエラーになるのでMakeFromXで代用しました。