Xamarinの簡単な説明。
一言で言えば、AndroidやiOSの開発など、Unityの様に使用言語にC#が選べちゃう統合開発環境です。Unity と大きく違うところは、Unityがボタン一つで効果を実現することを念頭においている開発環境であるのに対し、XamarinはVisual Studioの様なコード主体の開発環境であるというところです。今回は無償で端末にデプロイできる、Starter エディションでテストしています。そのため、作成できるアプリケーションのサイズも限られています。(32KB)。ここでは私がMacを持っていないので、Xamarin Androidを選択しました。
開発はXamarin Studio をインストールして行います。ライセンスを購入することで、VisualStudio上でも開発が行える様になるみたいです。 まずMobile App Development & App Creation Software - Xamarin からダウンロードしインストールします。途中Android SDKの場所など聞かれますが後から変更出来るので、デフォルトのまま進めます。開発環境がXamarin2.0としてオールインワン化されているので、これで開発環境は整ってしまいます。
ファイル → 新規 → ソリューションを作成します。Android用のひな形を選択できますし、OpenGLもありますね。せっかくなのでOpenGLを選択してみます。
ソリューションを見てみるとResourcesフォルダがあったり、アクティビティクラスMainActivity.cs、GLView.csが作成されています。この状態でF7を押せばビルドされます。…が、namespaceに_(アンダースコア)があるとエラーが出るので注意しましょう。エラーが出なければ実行 → Start Debuggingでデバイスを選択するダイアログが表示され、実行できる様になります。
初回の実行ではC#の実行環境なんかを転送するためしばらく時間がかかります。2回目からは早くなります。
プロジェクトを右クリック → オプション からMinimum Android Version 項目を起動しているデバイスに合わせてあげてみて下さい。これで起動できるはずです。